プログラマに大量に触れて初めて気づいた8の共通点

プログラマはワンパターンである

先月(7末)くらいから、勉強会、イベントに参加して社外のプログラマと接することが多くなった。

プログラマとは、一生、技術の追求をしてそうな人たち。
具体的には、3つ以上の言語を取得してる人たち、とでも言えばいいのだろうか。
有名コミッターな人、年間300冊以上の技術関連の本を読む人もいるのだけど、
だいたい月2回以上勉強会に出ているような人たちで、私からしてみれば同じだ。

そして、プログラマと友達になることで、気づいたことがいろいろある。
こういってしまっては何なのだが、プログラマたちは非常にワンパターンなのだ。

コーダーは多種多様である。すごくおもしろい人、変わった人がいたり、
最高にいい人から、最低に悪い人までいろいろいるが、プログラマは
ほとんどパターンがない。もちろんこれは絶対的にコーダーの数のほうが多いわけで、
数が多いから多種多様であるだけなのかもしれないが、それにしても、である。

おそらく、プログラマの行動や考え方のパターンが似通っているのは、
それなりの合理性があってのことなのだろう。逆に、そのワンパターンの行動を真似すれが、
プログラマになれる可能性があがるのかもしれない。

そこで、私が知ったプログラマたちの共通点をまとめてみた。何かの参考になればと思う

プログラマたちの共通点

プログラマは親切である

プログラマはとにかく親切である。異常と思える親切なことをしてくれる。
「こんな大物がこんな手間をかけてくれるなんて」と驚くようなことを答えてくれたりする。
その結果、企業としてではなく、個人指名で仕事の依頼が来たりなど。

プログラマは無駄遣いをしない

プログラマはとにかく時間の無駄遣いをしない。自動化できるものであったら、
滅多なことでは2度と全く同じことはしない。
そんなことはもう一度やればいいじゃないか、と私が思うようなことでも、
無駄なことには一切時間を使わない。

プログラマは「知」を公開する

プログラマは「知」を公開する。
うまくいえないが、「知」の流れということを意識しているのではないか。
自分のところに貯めておかずに、流れをよくすることで、
より自分に「知」がはいるようにしているのだと思う。
書籍を買ったり、PC、勉強会の参加の旅費などいわゆる
投資もそうだが、若い人やこれからの人を支援したり
することには時間とお金を惜しまない。
そのことでより技術が伝わってその人の周りが変わること
を知っているからだ。

プログラマは周りを大切にする

プログラマは周りを大切にする。時間の無駄遣いは一切しない
代わりに、友人と技術的な議論をしたり
私のような一般人の質問にも答えてくれたりする。
これは、その行為を投資だと思ってるのかな、と思ってたのだけど、
そこまで合理的ではない。
ただ周りの好きな人間を大切にしたいという気持ちのようだ。

プログラマは勉強する

プログラマは勉強をする。とにかく本を読む。講演を聴く。
人から教えてもらう。
勉強したことが無駄にならないことをわかっているからかもしれない。

プログラマは語るより聴く

プログラマは語るより聴く。人にたいして自慢話をしたりは
あまりしない。
むしろ人から話を聞こうとする。
考えてみれば当たり前で、自分の話をするメリットより、
人の話を聴くメリットのほうがでかいわけだ。
ペラペラ自分の話ばっかりするプログラマはあまりいない。

プログラマは挑戦する

プログラマは挑戦をする。やったことない言語や、苦手なことを
やってみようとする。
たとえば、Twitterなんかで、たまたまいったら流行っている
言語をやってみようとする。
普通の人は面倒になって見てるだけだったりするのだが、
積極的に挑戦をしようとすることが多い。
失敗するリスクの低さと、経験のリターンの大きさを
知っているのだろうか。

プログラマは短期的にネガティブ、長期的にポジティブである

プログラマは短期的にネガティブ、長期的にポジティブである。
よくプログラマはポジティブな人が多いと言われるが、
実際には、そうでもない。短期的には悲観的だったり不安に
思ってたりすることが多い。避けられる失敗はなるべく
避けようとする。
一方で、将来的に自分がどうなるか、などに関しては驚くほど
ポジティブである。
長期的に悲観になっても無駄だということを知っている。
逆に、短期的に「まあいいか」と楽観的になると、のちのち
悪いことが起きるのを知っているので、目の前のことに対しては
真剣に考える。