Git for Windowsで.gitconfigにバージョン情報を管理せずに自動更新を有効にする
やりたいこと
Git for Windowsの自動更新]有効にしていると定期的にバージョンをチェックしてアップデートしてくれる。
ただ、.gitconfigのwinUpdateセクションに使用しているバージョンが書かれてしまう。
dotfileをGitで管理して、共通に使用している。
環境、OSごとに.gitconfigの設定を切り替えたい のように、.gitconfigには、Linux、Windows共通の設定だけを書いているので、.gitconfigにはバージョン情報を管理したくない。
また、Windowsも複数台あるので、.gitconfigに持ってしまうと、更新したマシン以外では、実際に使用しているバージョンとずれてしまう。
解決方法
"$HOME"/.gitconfigの代わりに "$HOME"/.git-for-windows-updater にwinUpdaterセクションを設定する。
[winUpdater] recentlySeenVersion = 2.27.0.windows.1
インストーラは、このファイルのバージョンを書き換えてくれないので、インストール後に以下で書き換える。
git config -f "$HOME"/.git-for-windows-updater winUpdater.recentlySeenVersion `git --version|awk 'BEGIN{FS=" "}{print $3}'`
これで、.gitconfig以外にWindowsのPCごとにバージョン情報をもって、自動更新ができる。
参照
- get_recently_seen()の処理 github.com