状況打開力を叩き上げる TOCfE ブートキャンプ に参加してきた。 #tocbc
状況打開力を叩き上げる TOCfE ブートキャンプ こくちーず
開催日:2012/04/21
日本オラクル青山センター
参加した経緯
日本鼻メガネの会 Season2 & Grailsとか勉強会 の長ーい1日 #日本鼻メガネの会 #riskrisk
ここでTOC を知ったこと。
参加するまでには、ザ・ゴールを読むつもりだったんだけど・・・
ということで、当日まで知ってたことは、教えてもらった2枚クラウドの図だけ。
楽しみ半分と、正直大丈夫なのか?という不安な気持ち半分で参加した。
申し込み者一覧は公開されてなかったのでなので、座席表作れず。
今回のメモは、個人で取ったものなので、TOCfE、発表者の意図するものと
異なる可能性がある。
そのため、 教育のためのTOC 日本支部 コミュニティで開催されてるものに
ぜひ、自分で参加して確認してみて。
1.席替え
- バリバリ使いこなしいてる
- 本を読んだことがある
- 初めて
3つでレベル分けして、並んで6テーブルのレベルが均一になるように割り振り。
特定のテーブルだけが進んだり、全く進まないことを防ぐがめ。
アンケートに書き忘れたけど、この席替え方法いいね。
2.概要
人の悩みにに対して、まとはずれな回答をしてしまうことがある
モヤモヤ・ギスギスを表現するのは難しい。
TOCfE は TOC for Education で、教育のためのプログラム
書籍としては、ザ・ゴール が有名
考え方・フレームワーク ---+-コンサル | +-職場 ─┐for Education | │コンサルのような訓練を受けてる人ではなく +-家庭 │誰にでも使えるようにするもの | │ +-教育 ─┘
-「原因」と「結果」を分ける -「手段」と「要望」を分ける ↓ 当たり前のこと ↓ でも、当たり前のことができない
そこで、クラウド
今回は、A4の紙に上記が印刷されてあり、付箋紙で何度でも書き直す。
岸良さんの講演の視聴
日本の第一人者は岸良裕司
ゴールドラット博士にして地球外生命体と言われた人
3.問題点
- 一文で書きます
- 「〜〜で、〜〜〜〜です」といのはダメ
- 一文にすることで誤解をなくす
- 一文にすることで問題をはっきりさせる
- 事実を書きます
- 「〜〜ので」など理由は書かない
- 問題を捉えきれていないから理由が入る
-
- 閉塞感がある
- →閉塞ががあると感じてる
- 自分の問題として捉える
- 疑問形では書きません
- 疑問形では説明しきれていない
自分の疑問
「事実」って何?
「現物」としての裏付けがないものには
全部に、「〜と感じている」と付けたくなってしまう。
全体への指摘
「〜したい」という要望は問題ではない。
「彼女が欲しい」×
→「彼女がいなくて寂しい」○
会場からの質問
1つの問題が別の問題を連鎖的に起こすようなものは?
- 頭痛になる
- →会社を休む
- →仲間に迷惑をかける
これらは全て問題
ここについては、その問題を解決できるクリティカルな(?)問題を探す
手段としてTOCの別のツールである「ブランチ」というのを使えばいいらしい
と懇親会で聞いた。
4.手段
自分の悩みの場合は、そのまま自分ができること
相手がいる場合は、自分はどうしたいか、他人はどう思っているのか?
手段同士は、対立しているか?
対立とは、同時に成り立たないこと
問題点に対して手段が複数出てくる場合は、それぞれのクラウドに分けてしまう
- 問題点
ダイエットしないと、健康を害する
- 運動する
- 食べる量を減らす
これは両方共同時にすることができるので、これは対立していない。
2つのクラウドにする
- クラウド1
- 運動する
- 運動しない
- クラウド2
- 食べる量を減らす
- 食べる量を買えない
5. 要望
- その手段を必要とする動機はなんですか?
- 手段の結果、何が得られますか?
- なぜ、その手段が重要なのですか?
〜だから、〜したいから という気持ち
会場からの質問
相手がいる場合に、要望をどうやって考えればいいか?
- 相手が普段とっている手段から見極める
- 相手と対話するものOK
- 相手にこう考えてみたともってくのもOK
6. 共通目的
対立してるのに共通目的が見つかるのか?
迷うことがあるからジレンマが起きている
- 両者が望むような理想的な状況
(一般的な文章で書く)
- 対立を解消して両者が達成したいと思うこと
- 手段が対立しているが、どちらも目指していること
それはなぜか?
どうしても思い浮かばない場合
- もう1段高い目的
- もう一歩先の状態
- 範囲を広げてみる
共通目的に「手段」を書いてはダメ
「手段」が共通目的ではダメなのはなぜか?
何を解決したいのかがわからなくなってしまうため。
「手段が目的になっている」というのは、日常でもよく聞きますよね?
- 「安心」の一言だけ
- 誰がというのが曖昧
- 単語だけで文章になっていない。一般的な文章で書く
抽象的、かつ、普通なこと、当たり前のことがこでてくるが問題ない。
7.因果関係
よいクラウドか?
- 確認する方法
- 声に出して読む
- 必要条件の集まり
- AはBであるための必要条件
Aためには、Bする必要がある Aためには、Cする必要がある
Bするためには、Dすべきだとプレッシャーを感じる Cするためには、D'すべきだとプレッシャーを感じる
プレッシャーというのは、「Dしなきゃ」という感覚
しっくりこない場合は「手段」と「要望」が逆になっているのかもしれない。
8.対立
以下のそれぞれの手段が同時にできない
- DとD'
- BとD
- CとD
する、しない
お金、時間、リソースには有限であり、同時にはできない
対立の分類
- 回避
- あきらめ
- 強要
- 綱引き
- 妥協
9.仮定を加える
要望に対して手段があるが、その手段を選んだ理由
その理由が仮定
- 要望と手段
要望:手段:仮定=1:1:n
Bためには、Dすべきだとプレッシャーを感じているのはなぜですか? なぜならば、{仮定}だからだ。 Cためには、D'すべきだとプレッシャーを感じているのはなぜですか? なぜならば、{仮定}だからだ。
- 共通目的と要望
Aために、Bする必要がある。 なぜなら{仮定}からだ。 Aために、Cする必要がある。 なぜなら{仮定}からだ。
10.仮定を壊す
気になる仮定を見つける
- この仮定は実在していますか?
- それは有効ですか?
- それらの理由はなぜですか?
- その仮定は常にた正しいですか?
- 仮定が真実とならないためにはどういう行動をとればいいでしょうか?
11.両立
2つの要望を満たすにはどうしたらよいですか?
9.からは、3人グループで作業。
一番重いテーマを選択した。
仮定については、日頃自分が思っていることに照らしあわせて、大量に出てきた。
ただ、その後の仮定を壊すことところで収集がつかなくなった。
仮定を壊すところでの疑問
職場でグループで使うことを想定とした場合、仮定を壊すときに、事実どうかデータを確認するという
アクションアイテムになってしまいそうなのだが、そういう場合はどするんだろう。
確認できていない時点で、それはもう仮定が壊れてるの?
「有効」「実在」「プレッシャー」という言葉、文章に対して敏感になりすぎたのと、
これで正しいのかな?ということに不安を持ちすぎたかもしれない。
もう少しリラックスした形で取り組んだ方がよさそうだ。
これは完全に個人の感想なのだが、クラウドを使ってるとなんか脳のギアが逆にフル回転するような感覚になる。
ギコチナイというかなんというか。。。
身に付けるには、自分でもっとたくさん書いてみる素振りが必要だな。
主催の@amameci 、スタッフのみなさん、本当に開催&フォローありがとうございました。
TOCfE Boot Camp は、答えを教えられない、答えへの誘導もできない、質問をするだけしかできない
という点においてスタッフのみなさんが非常に大変だったと思います。
本当にお疲れさまでした。
また、日本オラクルさん会場提供ありがとうございました。
(掃除でちょっとしたハプニングがありましたが、次の日は大丈夫でだったんだろうか)
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関連資料
当日使用した資料は非公開とのことなので、関連しそうな資料を探してみた。
対立のジレンマを解消し、調和をもたらす問題解決手法「クラウド」