Groovyバイブル本の座は、Groovy イン・アクションからプログラミングGROOVYへ

Groovy イン・アクション(GINA本)からプログラミングGROOVY(青本? ペンギン本? 青ペン本)が
Groovyバイブル本の座を奪い取った。


GINA本が絶版のため、Amazonを始めとするネットショッピングサイトでも中古でしか手に入らない。
一時期、15,000円の値がついてたりもした。今は6,000円台。
運良く、街の本屋で見かけたら、即買いだろう。
とは言え、簡単に手に入らない以上、すすめても意味がない。


現在気軽に手に入り、基本的なことが充実し、ライブラリや最新のGroovy 1.8の
内容も書かれてるプログラミングGROOVYが現在のバイブルだ。


プログラミングGROOVYは小中高校生向けの書籍!?と書いてみたのだが、
1点気にあることがある。
この本って本当に初めてプログラムを書く人やJavaに触れたことがない人
にとってはどうなの?


1.2章で最初に出てくるコードですら、いきなりHelloWorldをJavaのコードと
Groovyのコードと比較している。
所どころに、「GroovyのXXXは、Javaと同様に」、「Groovyの○○○は、Javaとは異なり」
といった説明が少なからずある。


Java VMでの動的言語である以上、Javaとの比較は入ってきてしまうのだが、
Javaに触れたことない人には???になってしまわないだろうか。


Javaに触れたことがなくても、他の言語をやったことがあれば、写経しながら
動作させてくことで理解できると思う。


でも、初めてプログラムを書く人だとどうなんだろう。


社会人なら、自分で調べろ、リファレンス見ろ、
仮説を考えて、手を動かして確認しろ
ってことなのかもしれないけど。

小中学生、高校生だとしたら周りに聞ける人もいない場合が多そうだし。
取り越し苦労ならいいのだけれども。


そもそも、いきなりGroovyっていう小中学生、高校生は読者層として
想定してないだろうな。
Java使いがRubyScalaじゃなくてGroovyという選択をした人向けなのかな。


Javaよりも、より楽しく学べて、学生にもいいと思うんだけど。




Ruby会議の角谷さんのUstで、たのしいRubyの話を聞いて感じたこと。


もっと初めての言語として入門書っぽいのもあったらいいのかなと。
プログラミンGROOVYは通称は青本で決定?
この呼び方って、僕はイメージとして数学の参考書のチャート式を思い浮かべてしまう。
なので、こんな感じに展開していったらいいなという妄想。


赤:プロフェッショナル Groovy
青:プログラミング GROOVY
黄:カッコイイ!! Groovy
緑:萌える Groovy (もちろん表紙は「Groovyたん」で)


自分の学生の時にチャート式の緑なんてなかったと思ったけど。







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