収集好きな僕にとってのEvernoteの役割
Evernoteは いらない。巷では外部脳などと称されてずいぶん重宝がられているようだ。
しかし現代の情報は日々進化し古くなった情報などなんの役にも立たない。
そんなものをセッセと保管したってネットのゴミを増やすだけだ。
何か知りたければGoogleやYahoo!で検索した方が新鮮で現状にマッチした情報が得られる。
確かにその通りかもしれない。
情報を検索するなら、Googleで十分だろう。
でも、この本によると、僕の強みの1つに「収集心」というものがある。
子供の頃集めたよね。
牛乳のフタ、野球チップスのカード、
ビックリマンチョコのシール、キン消しとかね。
普通に集めたでしょ。
変わったものとしては、消しゴムのカバーぐらいかな。
MONOとか書かれてるカーバーというのかケースというのか
よく分からないけど。
公文で1ヶ月休まないと1つ消しゴムがもらえた。
それがカバーを集め始めたきっかけだった。
ネットになっても変わらない。
自分で見て面白い、役に立ちそうと思ったらクリップして集める。
集める方は、ローカルに保存→紙copi→Google ノートブック→Evernote
と変わってきてるけど、「集める」ということに関しては14、5年変わってない。
10年以上前なら、頻繁に元のサイト自身が消えてしまうということがあったから
収集してしまうクセに拍車がかかったのかも知れない。
今は、The Wayback MachineもGoogleのキャッシュも
あるから困ることはないだろうけど。
でも、最近は別の問題がちょっと前に見たページをググっても見つけられなくなった。
新しい情報を検索してる場合は、求めてる情報がなかなか見つからなくてもイライラしない。
元々あるかどうかわからないから。
でも、一度見たあの情報はどこだっけ?となって見つけられないと非常にイライラする。
そんなことないよといかもしれないが、Twitterのデータを取り込んでからGoogleの
ランキングは大きく変わった。(blogの流行りだしたころにも同じようなことを言ってる
人がいたと思う。そのうち改善されるだろうけど。)
また、Yahoo!なんて、エンジン自体をGoogleのものを使うようになった。
いつでも、また「あのサイト」が検索のトップページにあるとは限らない。
まぁ、時間をかければ、検索エンジンで見たい情報は見つかるだろう。
でも、それを初めて見たときに感じたこと、考えたことなど「自分の頭の中」にだけ
しかないことは検索できない。
Firefoxのラインマーカーアドオンで赤、青、緑のマーカー塗るなり、メモするなり、なにか残しておけば、そのヒントになる。
面倒でただEvernoteに放りこんでおいたとしても、そのころ自分が興味があったことが
時系列でならんでいる情報は、世界のどこにもない。
(今のところだけどね。Googleに閲覧したページとタイムラインがあるから
そのうち解決しそうだけど)
後で見てみると意外とこんなこと考えてたんだとか、これってこのころから調べてて
まだ解決してないやとか。面白い発見もある。やることは、ただ、放りこんでおくだけ。
ただ、何でも放りこんでおくためのモノ。
それが収集好きな僕にとってのEvernoteの役割だと思っている。