うつになる4つの要素とリーダーとの関係

昨日の続きとして、だいぶ前に立ち読みした、うつ病関連の本に「うつになる4つの要素」があったことを
思い出した。(書籍名は忘れてしまった・・・)

  • 孤独
  • 大きな不安・恐怖
  • 絶望感
  • 何もできない自分

あーよく分かるわ。


以下の物語はあるプロジェクトのデスマに戦いを挑んだ熱血ソフトウェアエンジニアたちの
記録である。ソフトウェア業界において弱体プロジェクトが、デスマの中から健全な精神を
培い、わずか数年で新システム稼働を成し遂げた奇跡を通じて、その孤独と不安をあます
ところなくブログ化したものである。



孤独

相談しにいっても、「相談」にならない。責められてるだけになる。
まず、あのリーダーさんの聞く姿勢だが、「私たちの問題」ととらえていない。
あくまで「あなた(=俺のこと)の問題」であって、
あのリーダーさんは、他人というポジションをとる。
だから、言葉の節々に責任を回避する言葉がでてくる。


自分の判断を絶対にしない。
あくまで、相手が判断したように仕向ける。
リーダーがなにかを「実行する」こともほとんどない。


主語が常に誰かなのだ。
例えば、「優先順位をあげたいなら、抱えてる仕事を他の人に振ればいい。」って
言って、それを、本人か、別の部下に調整させる。
でも、そこをリーダーさんの権限でしてほしいんだよ。全員ToDoが過積状態なんだから。


だから、自分との「距離」を感じる。
煮詰まって困っているから相談してるのに、「距離」を置かれると孤独感が増す。

大きな不安・恐怖

技術的な相談は、してもまったく意味がない。
全てを、「簡単にできる」という前提で話を進める。
技術的なスキル不足なのか、「できる」という前提で進めないと進行しないと
いけないと思っているからなのか。
でも、相談してる側からすると、そう簡単にはいかなくてとまっているわけで、
しかも、具体的に何が課題というのがわからない状態なことの方が多いわけで。
それを「何でできないの?」的に言われると不安・恐怖が増すばかり。
不安・恐怖を解消して、課題の整理、アイディアを引き出すのが、
リーダーの役目だと思うんだけど。

絶望感

後輩に説明して、返ってくる質問に対して回答した方が議論が進む。
少なくとも俺とは違う角度からものを見るし、疑問点はどんどんぶつけてくるから。
(俺にとっての促進剤だ)
あのリーダーさんに相談すると「僕はそんなこともわからんのか」、
「なんで僕だけはわからないの?」という感覚に陥る。
相談しても無駄だと感じて、自分で考えるしかないと思う。
でも、進まない。
不安・恐怖が、締め切りが迫ってくることによって、絶望感になってくる。

何もできない自分

なにも進んでない状態で、「なんで?」「なんで?」「なんで?」「なんで?」「なんで?」
と連発される。
リーダーさんは、一緒になって解決しようと言う姿勢ではなく、一方的に責めてる気がする。
その原因は、自分の能力が足りないんだと感じてしまう。